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「レビュー懺悔」はじめます。

お買い物って罪深い…。クレジットカードを持ってないライターの懺悔(ざんげ)を聞いてください。ああ、罪悪感。

わたしはクレジットカードを持っていない。だから、大きな買い物をするときには大金をおろしてから向かう。その時点で手が震えるのに、買い物をした後には決まって「なんでこんなものを買ってしまったのか!わたしはこんなものを買って平気なのか?!」という罪悪感に襲われる。でも、帰宅して包みを開けたなら「やっぱり買ってよかった。ありがとう、あなたのために働くわ」と思う。

もはやキリンジの「かどわかされて」を引用するまでもなく、買い物の奴隷である。欲しいものは欲しい。しかも中途半端に貧乏性なので、値段でものを買いたくはないのだ。安いから買う、というよりは欲しいから買う、というスタンスでありたい。それによって、己の明日からの生活が破滅しようとも!

インターネットで見つけた言葉で、買い物の指針にしている言葉がある。「買わない理由が値段なら買え。買う理由が値段ならやめとけ」。大体こんな言葉だけど、真理だと思う。「安物買いの銭失いという言葉があるけれど、私は魂が震えるような買い物をしたい。だからと言って高いものばかり買えないから、もう一つ「身の丈にあったものが似合うもの」という語も付け加えたい。

yohji yamamotoのコレクションラインのドレスは、私が着るにはまだ早い。ポケモンだって、覚える技にはレベルで制限がかけられていた。そしてそのレベルは経験値を貯めると上がる。なんでも手に入るわけではないのだ。ちょっと無理をしてお金を払って買っても、自分にはまだ早いというものが存在する。それをきちんと見極めたい、と思う。

そして高額なものを買った罪悪感と、安価なものを買った罪悪感は、だいたい同じだ。散財してしまった事実が、私の心を苛む。本当にこれは必要だったのだろうか?と考え続けてしまうのだ。そういう罪悪感を、感想文を書くことによって、誰かに勧めることによって、少しでも和らげたいと思う。

だから、少し物騒なタイトルだけど懺悔、とつけた。レビュー懺悔、はじめさせてください。

つづく

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