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スーパーマン上司がいなくなったあとで〜はたらく猫耳さん〜

転職したばかりの猫耳さんが、今まで働いてきた会社のことを素朴にふりかえります。

スーパーマン、いなくなる

この上司のもとで働いていこう、がんばろう!と思った矢先、上司が転職してしまうという。もともと社歴も長く年も私より上だったから、仕方ないという気持ちが強かった。引き継ぎがあっという間に終わっていって、春に上司は退職していった。

残された人々

さて、残ったのは私一人…ではなかった。別部署の方が上司が見ていた領域を担当するという。自動的に新たな上司となったのだ。この人もスーパーマンだった上司とはまた違う方向で仕事ができる方だったので、滞りなく進んでいった。

みんないなくなっていく!

ふと気づくと、どんどん人が辞めていって、新しい人が入ってくる。新陳代謝が活発な会社だった。入退社の一部を管理していたこともあって、それが顕著に感じられた。

この在籍年数で古株なのか…

社歴の長さがアドバンテージ

出入りが多いと「どういう経緯でそうなったのか」を知る人が少なくなっていく。2年程の社歴でも頼りにされることが多かった。苦手としていた別部署とのやり取りもこの頃にはスムーズに行えるようになっていて、とりあえず自分を窓口にしてくれ、と言うことが増えた。

仕事を断らない女

仕事はなんとなくわかる。誰に訊けばいいのかもわかる。自分と同じポジションの人間がいないということと、スーパーマンの後任という立場から、なんとなく「仕事を断ってはいけない」というのを己に課すようになった。

それ、私でやります!

でも、これからどうするんだろう?

できる/できないという軸ではなく「やれと言われたらやる」を信条にしていた。それは全て「なんでも屋」のポジションを良しとしていた元上司がいたからだ。しかし、まわりを見ると皆転職を考えている。そんな中でどのように動いたらいいんだろう。来週もまた一人仲の良かった人が辞めるらしい…。ぼんやりと、入退社の管理のエクセルを眺めていた。

夜、Excelを眺めながら将来を憂いてしまう

「なんでも屋」のその先は

スーパーマンほどではなくても、この半年間ぐらい「なんでも屋」のような動きはできていたと思う。部署の垣根を超えて、色々な人に相談をされながら誰かを助けるというのは新鮮で面白かった。

でも、この先の人生を考えたときに、どうするんだろう?と思ったのだ。もうじき30歳になってしまう。売りになるスキルも専門分野もないから、転職はしづらくなる一方だ。そろそろ、転職活動を始めなきゃ。

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